GEISAI出場決定!

   寝ていると急遽電話がかかってきた。すぐにザクティで撮れといわれる。そして村上隆さんに会いに行く。その顛末のすべてを動画で撮りました。まもなくアップされます。そして3月8日に東京ビックサイトで行われる芸術の祭典、GEISAIにてhttp://www.geisai.net/g12/このようなイベントが決定いたしました。

急遽!追加ステージイベント決定!
東浩紀と非公式ゼロアカ藤田直哉スペシャトークイベント」

>>批評家選考&育成企画である、東浩紀ゼロアカ道場から、
道場主:東浩紀と、門下生:藤田直哉が、
GEISAIのステージでスペシャトークショーを行います。
http://www.hirokiazuma.com/
http://shop.kodansha.jp/bc/kodansha-box/zeroaka.html

   しかもブースまであります。B−165です。しかも、当日、メインステージでラルク・藤田対談もやります。東さんも来てくださるそうで、どうなることか…… 勝手にゼロアカの人々を呼びまくってむちゃくちゃなブースを作るつもりです。メインステージはおそらく11:30から12:00前後になることだと思います。会田誠さんやChim↓pomさんの前で、僕たちは、やります。「スーパー☆ラルク」を。マジで準備中です。ぜひぜひ! お越しください!

GEISAIに出ます

   3月8日に東京ビックサイトで行われる芸術の祭典、GEISAIに、アートユニット「類似神」として、勝手に出展します。http://www.geisai.net/g12/ ゼロアカの人々も呼べたら勝手に呼びます。展示する作品は、「スーパー☆ラルク」と「wMDHGPerU」です。時間などは決まったらお知らせします。ぜひお越しください。

ファイナルザクティ革命宣言

 序文 
 一つの幽霊が批評界にあらわれている、――ゼロアカの幽霊が。文壇のあらゆる権力が、この幽霊にたいする神聖な討伐の同盟をむすんでいる。チキと西田、田中和生田中弥生エロゲー嫌いと純文学至上主義者も。
 およそ反文壇で、その政敵たる文壇から、ゼロアカだといってののしられなかったものがどこにあるか、およそ反文壇で、より進歩的な反文壇軍にたいしても、また反動的な敵にたいしても、ゼロアカという烙印をおす非難をなげかえさなかったものがどこにあるか?
 この事実から二つのことがあきらかになる。
 ゼロアカは、すでに批評界のあらゆる権力から、一つの力としてみとめられている。
 ゼロアカ門下生がその見解、その目的、その傾向を全世界のまえに公表して、ゼロアカの幽霊談に党自身の宣言を対置すべき時が、すでにきている。
 この目的のために諸トライブのゼロアカが和民にあつまって、つぎの宣言を起草した。宣言は、日本語、2ちゃん語、ギャル語、現代思想用語、オタク語、およびでラルク語で発表する。


一、門下生と非門下生
 私、藤田直哉は、ブルジョアたるゼロアカ門下生8名に対し、プロレタリアである落選者として、革命的闘争を行うことをここに宣言する。
 私は第五関門のルールを何度も読んでみた。ここにそれを引用する。

ゼロアカ道場の関門をすべて突破したあと、あなたが講談社BOXから出版したいと考えている著作の内容を7分間でプレゼンテーションせよ。プレゼンテーションの中には、著作の「タイトル」「キャッチコピー」「表1のイメージ」を必ず入れるものとする。

プレゼンテーション終了後に、道場主・東浩紀、特別審査員・筒井康隆村上隆講談社太田克史による口頭諮問が行われる。口頭諮問風景は、ニコニコ動画にてウェブ中継される。

通過者は3名とし、その内1名は道場主・東浩紀氏が、1名は村上隆氏、筒井康隆氏、講談社文芸局太田克史が、残る1名は第五回関門見学者によって選出される。

※プレゼンテーションについて
プレゼンテーションは、当日会場で行うほかに、講談社BOXにて事前に動画撮影され、講談社BOXHP上にて公開される。

   ということなのだ。よく読むと、「ゼロアカ門下生しか選ばれない」とは書いていないのだ。ということは、これは、通過者じゃなくても通れる可能性があるということではないのか。筒井さんの家にまんじゅうを送り、村上隆さんの家に村上哲也を連れて行き、笑いが取れたら、選ばれるのではないか。あるいは会場が「藤田」と投票すれば、TIME誌の表紙を田代まさし大先生が飾りそうになったごとく、私が通過することは可能なのではないか。ルール上は可能なはずである。
   ここで私は、ファイナルザクティ革命、最後のザクティ革命を行うことを宣言する。この革命により、不当に利益を搾取する門下生と非門下生の間は転倒し、ゼロアカ道場の勝利の篝火は広く炊かれるだろう。


   まず始めに藤田はザクティ革命の原点を思い出し、突撃を行う。評論家を名乗っちゃっている何者でもない私が突撃するのは、西田亮介である。

ごあいさつ 2/2

   藤田です。一部では白骨死体になっているんじゃないかマジで知人電話しろよとか大袈裟に言っている人もいますが、大丈夫です。生きています。差し入れていただいたウイスキーはこのために用意されていたのかと感動することしきりです。
   なにはともあれ、買っていただいた方々、関わって下さった皆様、応援してくれたり、僕を面白いと思ってくださった、多くの方々に、感謝を申しあげます。これは素朴に、ベタに、表明します。
   で、ここからエントリはネタっぽくなるわけですが、ごあいさつ1/2って、どんな無茶振りだよ、こんな状況で面白いことを言えるわけないだろ! との危惧どおり、なんかしんみりしたムードになっちゃってますね。三次選考唯一オールA! 2ちゃんねるで大人気! パンドラでも言及回数最多! そして最下位!!! どんなオチだよ、これはwww プギャーwwwwww 藤田ざまあwwwwwwwwwwwwwww と2ちゃんねるは300レスぐらいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwの嵐になって大喜びすると思ってましたが、むしろ同情したり、「泣いた」というレスがあったり、追悼MADが二つできたりして、僕は翌日、2ちゃんねるを見て驚きました。「おいおいおいおい、そこは笑うところだろう? よそのチームの心配ばかりして、攻撃していた、お前が一番ダメだったじゃないかwwwwって」。全然ウケてないので僕は報われた気持ちがしません。こういうものって、笑っておけばいいじゃないですか。
   だからごあいさつ2/2は、笑いをとるには非常に不利な状況で書いているわけです。そもそも、笑いをとる戦いでもなんでもなかったゼロアカ道場でなぜ僕はそんなことをしていたのか。よくわかりません。でも一つだけ言うなら「お前らも人間だったんだなwww」と、少し僕の人間への信頼が回復したことは事実です。
   なお、「モミアゲ剃り動画」は、僕も、動画の編集前後のやずやさんと話しているのですが、あれは東さんのパワハラ的アングルで見られるかもしれないですが、事前に誰かがネタを提案し、僕に相談し、僕は「それは面白いからやりましょうか」「誰か買ってきてください」と打ち合わせと了承の上で行っているものです。一連のネタの円環を閉じるために必要だとの僕の判断です。
   選考が不公平か公平か。そんな話で炎上が起こっている。らしい(今見た)。それに関して言えば、「東浩紀ゼロアカ道場」なのだから、「東さんの言うことは絶対」でしかない。それは、粛々と受け入れるしかない。というように「粛々と」という言葉遣いを転移して受け入れるしかない。僕は全く文句を言う気はない。評価していただき、ここまで遊ばせていただき、いろんな人の目に触れる機会を作っていただいた講談社のスタッフの方々や東さんへの感謝こそあれ、恨んだり文句を言う気はない。ありがとうございました。





   さあ、最後を締めるのはなんでしょうか。僕は随分このエントリで何を書くべきか悩んだ。ネタをやってもいいが、雰囲気的に、もうそれは通じなさそうだ。しかし、沈めるのはもったいないので、メモ帳に書いてあるネタの一部を、「ネタです」とはっきりと言明して、書いて終わりにしようと思います。



『100の言い訳 100 excuses(ミル・プラトー的な感じで)』

審査が公正じゃない! ミネオをいじめたからやりかえされた! ネタになるから落とされた! むしろ落とされたのはよかったんだ! おれの勝ちだよ! 負けるが勝ちだよ! 笑ってもらえればいいんだ! 秋葉でアイマスとかベタ過ぎていいのか! 友達を呼ぶなよ! 呼びすぎだろ! 東スレの連中はあんなに喜んで買いに来なかった! これは東さんの評価が低いということだから人生の負けではない。相方が悪かった。運が悪かった。編集がいないのが弱かった。素人二人で作ったのがよくなかった。2ちゃんで遊びすぎた。みんなの仮想敵にされるのが嫌だった。精神を弱らせていく周りを見たくなかった。もう落ちるつもりだったんだよ! 転移切断した俺のほうが勝ちだよ! 郵便本読んでまだ転移しているやつプギャー! どうせ勝った方が疲れるよ! 知名度があがったから俺の勝ち! 笑いをとった量では俺の勝ち! 東スレでは俺の勝ち! MADが作られたから俺の勝ち! 郊外・ヤンキー・好きなもの擁護なんて東さんには鬼門じゃないか。わかっていてやったんだ。そのネタ性、メタ性が伝わらなかったのか。僕の論は読めばわかるが観察しているものがされるもので、さらにされていて、メタぶっこいていると破滅するという……解説はもういい。もうどうでもいい。全部事後解釈だ。ザクティ持込禁止の時点で負けだった。でももうザクティはやりたくなかった。やりたくなかったのにやっていた。村上やミネオには悪かった。すまない。人生トータルで見たら勝っている! wikipediaの項目になって一笑いさせれるからいいんだよ! 笑わせた時点で俺の勝ちだ。悪いのはきっと宇宙だ。波動の存在によって、運命論的なディステニーが、アイロニカルに、波動存在なのだ。宇宙が悪い。悪いのは神だ。神じゃない。俺をこう生んでこう育てた環境だ。両親が悪い。買いに来なかった連中が悪い。もう致命的にだめである俺がこうであるのは誰が悪い。こういう仕打ちを受けるのは誰が悪い。俺が悪い。わかっている。死のう。うそ。ネタだから。これは全部ネタだから。「ネタ」という看板を掲げて安全に本音を吐露しているって? んなわけーねーじゃんプギャーwwww 「なぜ藤田さんはあんなに自虐的なのか」しらねーよ俺だって。俺はこうである以上、こうであり、変えようと努力しなかったことが、ないとは思っていないだろう、だから、すまない、生きていてすいません。そろそろ100か。ネタが尽きてきたぞ。コラ、ラルク、てめー買いに来いよ!! 売り子やれよ!! 27部ぐらいは捌けただろうが!!!!!!! ああもう地球が悪い。資本主義が悪い。人類が悪い。近代が悪い。人類などというのは地球の上を這いずる蟻なのだ…… ヒヒヒヒヒ。ってかさ、秋葉に犯行予告書いてるの、俺のホームじゃねえか。やめろよ。本当に警察来てたぞ。やめよう。本当にしゃれにならないことはやめよう。そして、どこまでがしゃれになって、ならないのか、読み間違えたので、色々と失敗したのだろう。このしゃれも失敗しているような気がしてきたぞ。俺は滑っているのか? 滑っているのか? 滑っているのなら、理論武装しよう。「この島宇宙化した世の中なら、互いに使う言葉の文脈やジャーゴンなどが異なっており、コミュニケーションは本来的に滑るのだ。そして藤田はその様を露悪的に描くことによって、そのような「現在」自体を滑りによって表現しようとしている」あははははは。書いている俺が嘘だ。単に滑っているだけだよ。その言い訳を書き連ねてなんになるんだろう。もう言い訳のネタも尽きてきた。100あるか数えるのも面倒だ。どう収集をつけるのか。藤田直哉@ゼロアカ道場における舞台は、これにて終演いたします。舞台の裏にまでカメラを回し、全てを舞台化した藤田の演劇に終わりはあるのか。演技の終わりはあるのか。いつまでパントマイムをすればいいのか。家に帰って、私的な関係の場で、やっと僕は初めて、私的な吐露を始める。家に帰って三日、ほとんど家に篭もっていたら、電話が来た。「一度表に出たら、もう戻れない」的なことを言われた。ああ、そうか、もう手遅れなのか。入ったはずのドアがないのか。まだ俺はパントマイムをしたほうがいいのね。わかった。それを面白いといってくれて、やる場を与えてくれる人がいて、僕の体力と気力が続く限り、醜悪な見世物を、これからも続けてやろうじゃないか。「君はまだ20年は生きるんだろう」その通り。俺は生きよう。滑稽で醜悪で地獄のようなパントマイムを、これからも続け、それで誰かが笑えば、それでいいのか? だからお前は笑えよ。MADで泣いてないで、笑うところだ、そこは。